柯潔 vs AlphaGo 第一戦と中国ルール
人間トップ棋士とコンピュータAIの対決となる 柯潔・AlphaGo戦が行われ、白番AlphaGOの半目勝ちとなりました。
This week at the Future of Go Summit, watch live as AlphaGo faces off with top-ranked Go player Ke Jie → https://t.co/yb9thoK9sz #AlphaGo17 pic.twitter.com/nAdTS7Z2vu
— Google (@Google) May 22, 2017
(The Future of Go Summit, Match One: Ke Jie & AlphaGo)
中国ルールの整地
今回の対局は中国ルールで行われ、最後の整地まで行われました。これは滅多にない機会だと思います。
囲碁の対局は中押し勝ちが多く、整地まで進むことは意外に少ないですよね。李世乭・AlphaGO戦も前局中押し勝ちでした。
TV対局を見る機会の多い日本ルールならともかく、中国ルールの整地は見るチャンスはほとんどありません。
終盤と整地の模様の動画が投稿されています。
(終盤、終了後の模様)
日本式の整地になれているので、下記の点はびっくりしました。何かの記事で違いを読んだことがあるのですが、実際に動画を見ると違和感ありまくりです。
- 整地するのは対局者ではなく記録係
- 片側(白地)だけ整地する
- 地と石を数え、アゲハマは数えない
(柯潔・AlphaGo戦 整地後。元々の局面が残っていない)
感想
子供のころに習ったのも日本ルールだし、対局するのもほとんど日本ルールなので中国式の整地には違和感があります。
中国ルールはわかりやすく、コンピュータ囲碁とも親和性が高いので、こちらも覚えた方がいいのかなあ。囲碁クエスト9路盤では中国ルールであることもあって目算が簡単ですし。
もっとも、中国ルールで打つ機会はネット囲碁(囲碁クエストなど)しかないので、実際に整地を行うチャンスは今のところないのですが。
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