琉球の囲碁は日本ルールだったらしい

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沖縄では囲碁が盛ん。これは琉球王国時代に遡るらしい。強い碁打ちの棋譜も残っている※1。当時のルールが日本ルールなのか中国ルールなのか、それとも別のルールだったのかが気になっていた。日本ルールだったという資料を見つけたのでここにメモしておく。

※1 琉球の囲碁 | ず@沖縄
※2 琉球王国時代の碁はどのルールだったのか? (1) | ず’s 囲碁

久米崇聖会創立100周年記念史

久米崇聖会の創立100周年記念事業で作成された「創立100周年記念史」に記事がありました。「はじめての象棋」の著者である仲村顕さんの記事「チュンジー -久米村を中心に受け継がれた遊戯文化-」に下記のように書かれています。

注目すべきこととして一七一九年に来琉した徐葆光の『中山伝信録』に「目の多少を数え、石の数は数えない」とあって、中国式のルール(盤上の石を数える)とは異なっていることを指摘している。

チュンジー -久米村を中心に受け継がれた遊戯文化- 久米崇聖会創立100周年記念史 P.59より引用

中山伝信録巻之六

中山伝信録の巻6に記述がありました。該当部分を下図に引用。「局終數空眼多少持定虧不數實子也」の部分が「目の多少を数え、石の数は数えない」に当たるのでしょうか。
(「虧」って何て読むのでしょうか。虧は欠損するという意味のようですが、はさっぱりわからない。右下は卂ではなくて九にも見えるし)

中山伝信録巻第6(沖縄県立図書館)

「下時不要四角黒白勢子」は何を指しているんだろう? 解説書を読んでみたいものだ。

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