布石に関する囲碁本

書籍

囲碁が強くなるには詰碁が良いらしいのだが、どうもやる気が起きない。一応、将碁友の会の囲碁上達 今日の詰碁で1日3問ずつ考えてはいるのだが、せいぜいその程度。詰将棋の方が面白く感じるんだよな、なんでだろ。

大人向けの上達指南書である「囲碁 こういう人は上達しにくい」には、こう書かれています。

戦闘は、きちんと鍛え込むと、とても勝ちやすくなります。それは戦闘で成功すると、とても多く得ができるからです。
(中略)
ただ、この方法には実は厄介な点があります。それは多くの時間がかかるということです。1日30分程度の勉強で戦闘力に特化していくことはかなり難しく、時間のない方に推奨できる方法ではありません。
(中略)
目安としては1日1時間以上、戦闘の練習に費やせる人はこれを選んでもよいかなと思います。

囲碁 こういう人は上達しにくい(内田知見著) P.16-17



時間のある子供は詰碁特化で強くなるけど、大人は他の手段を選んだ方が良さそうです。

布石の本

ということで、最近はもっぱら布石の本を読んでいます。何冊か読んだのでおすすめ本を書いておきます。

わかりやすさに感動した本はこれ。なぜその幅にヒラくのか、なぜその高さに打つのかが理詰で書かれています。
「有段者のための」とタイトルにありますが、7級の私でも十分に理解できます。




初心者の方だと世界一やさしい布石と定石(万波奈穂著)ややさしく語る 碁の本質やさしく語る 布石の原則(白石勇一著)を先に読んだ方がいいかもしれません。(こちらは「やさしく語る」と書かれててもそんなにやさしくないんだよな……)




囲碁を覚えたばかりのころは黒を持つ事が多いので、基礎からわかる三連星の教科書(林海峰著)も良い。置き石だと星に打つから三連星は応用できるし。

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